第九瀑「迷い滝」

迷い滝

迷い滝の名の如く、落口で大きく二つに分かれた流れが30~40mくらいの幅に渡り幾筋にもなって流れ落ちています。滝全体をワンショットに収めるには撮影位置とレンズが課題になりますな

ヘタレ爺はヘタレ爺らしく、車を降りて徒歩30分以内であるとか、完全整備された遊歩道のある滝ばかりを訪ねて来ましたが、苦行が趣味?の似非法師殿にインスパイアされ、少しは骨のある滝を訪ねてみようと思い立って選んだのが「迷い滝」。webで調べてもそこそこ手強そうやし、池原ダム近辺の滝に比べると距離的にも近いのでガソリン代の節約にもなると言うことで最初に挑んだのが今年の7月19日。ところがこの日は生憎の雨模様。それもドシャ降りの雨ならともかく、降るのか、降らんのかはっきりせん状態だったので、ダメな時は下見と割り切ろうとの思いで、強行したのだが、案の定、中途半端な雨と土砂崩れの復旧工事による通行止めで篠原滝の先あたりで滝行きを諦める結果となった。

今回はその時に仕入れた情報を元にビシッとリベンジを決めるハズであったが、道路事情に一抹の不安があったのでお役所に確認したところ、前回行く手を阻んだ通行止めは終了したものの、つい先日の台風で新たな土砂崩れが発生し、舟ノ川と入谷が合流する辺りまでしか車では進めないとの事。

徒歩であれば、お勧めはしないが、通行可能との非常に人情味のあるお答えを頂き、同行の似非法師殿とも協議の上、強行する事にした。

出発は南河内某市を5:00。309号、24号、168号経由して、前回の教訓を生かし大塔町辻堂から高野辻を回る迂回ルートで篠原から林道に入り、七面山登山道方面へ。前回、通行止めを喰らった場所をすぎ、暫く走ると入谷との合流地点に到着。先客の堺ナンバーのプリウスを尻目に殺し、行けるとこまで行って見ようと進んだが、程なくかなりな規模の土砂崩れに遭遇。すぐさま引き返し、先客のプリウスの前に駐車し、準備をしていざ迷い滝へ。

実は今回の滝行きには滝見以外に課題と言うかネタと言うか確認したい事があった。それは先日購入したマンフロットの三脚MK055XPRO3-3Wを滝見に持ち運ぶ事が出来るのかと言う事と、GPSレシーバMAP64sのテストである。前者は3.5kgと言う重量もさることながら、雲台を付けたままだと高さが74cmにもなるため、いつも滝見で使用してる35Lのザックではサイドに縛り付けるとかなり上部がはみ出る上に安定感が非常に悪い。そこで雲台を取り外し、ザックも似非法師殿から譲り受けた48Lのオスプレイを使うことで、ザック内に三脚本体も収納する事が出来るようになり、取り扱い、安定感も良くなった。また、48Lと言う大容量のため、カメラやポール、小物などを適当に詰め込んでも十分な余裕もある。あとは、持ち歩けるかだけ…。

GPSレシーバの方は、使い方も判らないのでとりあえずはどれだけ衛星からの電波をロストしないかの確認がメインとなる。先日、電車で大阪市内へ出かける時にテスト的に持ち出したのだが、その時の結果ではかなり期待できる。比較対象は従来から使用しているgeko201。

そんな期待と言うか不安と言うかを背負って7:30頃に出発。水量が多いと渡れず断念するか、裸足で渡るしか無いなぁと恐れていた渡河ポイントも無事通過。一路林道を迷い滝へ。ところが、この林道、なかなかの曲者。と言っても、こんなもんなのか、曲者なのかの判断基準を持ち合わせていないので、客観的な評価が出来ないが、林道の終点までに数箇所で崩落が発生しており崩れた土砂の上を歩く必要があった。この辺はヤマレコにアップした記録があるので、迷い滝訪問を計画されている方には参考になるかも知れ無い。ちなみに当方の山レベルは5点満点だと0に近い1。経験値はここでも紹介した一昨年の石鎚山と今夏の剣山のみである。

迷い滝へは歩き始めて2時間弱くらいで到着した。ひょっとしたら3時間近く要するかとも想定していただけに少し以外だった。ただ、所要時間に関してはいつも事前に調べる情報より少し短くなるので、今回もその通りとなった。ま、ある意味、いつもと同じペースで行動できていると言う事か。

で、肝心の迷い滝だが、二股になった流れが、崇徳院の「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ」の如く?勢い良く流れ落ちるのを期待していたのだが、水量が少なく迫力不足ではあったが、お陰で飛沫を浴びる事なくで滝直下まで辿り着く事が出来たし、滑るのが怖かったのでカメラを持って行かなかったが、滝下のテラス状になった部分を伝って右岸?へも移動する事も可能だった。また、風向きで多少の飛沫は飛んできたが、撮影時にレンズに付く飛沫を気にする必要も殆ど無かった。

紅葉に関しては、スタート地点の標高600m近辺に比べると1000m弱ある滝近辺ではかなり遅かったようだ。月初の連休に熊野本宮を訪ねたとき、龍神高野スカイラインの辺りが紅葉の真っ盛りとの事を宿の女将さんに聞いたので、このあたりも盛りはその頃だったのだろう。もう来る機会も無いとは思うが、もし来る機会があれば、10月末から11月のはじめ辺りに610に18-35か将来購入希望のフィッシュアイでも装着して再訪したいと思う。それとその時は可能であれば是非とも午後の時間帯にしたいものだ。

左岸にある紅葉を入れてみた。こちらは右岸

途中の林道から見える迷い滝コンドルが羽ばたいている様にも見える。

最後に要確認事項の結果だが三脚の持ち運びと使用感についてはほぼ問題なかった。さすが三脚はデカイだけあって安定している。設置する時にしっかり脚の位置を決めれば非常に安定する。ただ、雲台の仰角に不足を感じた。滝用には自由雲台の方が向いているのかも知れない。持ち運びに関してはザックの担ぎ方だと思う。ヤセ型なので、ベルト?が長すぎて腰で止める事が出来ず、どうしても肩で担ぐことになるからか、一日経った今でも筋肉痛と言うか肩コリと言うのか、肩に痛みを感じる。

GPSについては見事ロスト無しでスタートからエンドまで一つのログに記録されていた。gekoのそれが13のログに分かれていた事と比べると雲泥の差である。位置制度に関しては同等であった。緑ラインがMAP64s、赤ラインがgeko201。画像ではわかりにくいが、gekoのはブチブチ切れて飛んでいる。一部修正済みのところもあるのでGPSからDLした直後はもう少し乱れていた。


Body:Olympus E5
Lenz:ZUIKO ED 12-60 SWD F2.8-4.0
iso:100
ap:10.0
ss:32/10
fl:12(24)
eb:-0.37
Filter:ND16
soft:DxO Optics Pro9.0

カテゴリー: 写真 パーマリンク

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