第十弐瀑布 奇絶峡不動滝

田辺市を流れる右会津川の景勝地にある落差10mほどの滝

田辺市を流れる右会津川の景勝地にある落差10mほどの滝

この世に生を受けて半世紀ちょい、記念すべき誕生日に田辺市にある三星山へキニスキー氏と行って来た。キニスキーとはいつもの知人のヤマレコでの未登録なニックネームである。基本的に滝以外の山行きはキニスキー氏がオナーになる事が多いが今回もしかりである。当初は珍しく当方のリクエストで洞川から大峰山に行くことになりかかっていたが、大峰山上はそこへ至るまでの茶屋などが営業を終えており、それではちと風情に欠けるとの結論に至り、急遽、代替候補地としてキニスキー氏から提案されたのが三星山である。

例によって、早起き鳥よろしく南河内某市を午前3:30頃出発、紀見峠を越え、無料の京奈和、和歌山IC、から阪和道へ入り南紀田辺ICを降り24号バイパス経由で右会津川右岸沿いの道を上流方向へ走り、路が大きく右へカープする付近にある佐向谷バス停付近を左折し右会津川に合流する川沿いの農道を進むと佐向谷登山口に到着する。バス停付近からここまでは軽自動車限定の農道の様な道で、地元の人以外と対向するのは難しいかも知れない。

ここからの続きはヤマレコに譲って、不動滝の方へ話しを持っていく。三星山から下山したのは10:30頃。登山の所要時間は別としても「早っ」と言うのが正直なところ。これから帰阪したら南河内で昼飯食ってさようならしても良いし、一風呂浴びてから市内へ飲みに出掛けると言う事も可能である。はてさてどないしようかと思っていたら、地図を見ていたキニスキー氏が近くに奇絶峡と言う景勝地らしきものを発見。そう言うたら西岡のコルにあった地図に奇絶峡方面と言う表示があったなぁと言うことで、早速行って見る事にした。

佐向谷登山口から車で15分くらいだろうか、バス停付近まで戻り、右会津川を対岸に渡り暫く川に沿って龍神温泉方面へ走ると奇絶峡に着く。そして、ここで見つけたのが滝である。この日は滝は全く頭に無かったが、購入したばかりのUT-63Qの携帯性を確認するためにザックに忍ばせて登山した。その上、ND16のフィルタも予備バッテリと共に持参している。もひとつオマケにレリーズもである。この辺り、先日の大台の惨敗が良き教訓になっているのかも知れない。しかし、これはキニスキー氏にとっては不幸への第一歩なのでもある。キニスキー氏曰く「これまた時間かかりまんなぁ…」やったと思う。

んな、訳で10分ばかり滝の前でゴソゴソやって居ただろうか。6コマばかり撮影が済むと、滝のすぐ脇にある東屋でプカプカやってたはずのキニスキー氏も痺れを切らしたのか姿が見えなくなっていた。周りを探しても、車へ戻っても見あたらないので携帯へ電話を入れると、滝の少し上にある磨崖仏を見に行っているとの事。磨崖仏と聞いて臼杵にあるようなものを連想したので早速見に行ってみたが、昭和40~50年代の開眼の様で、それほど重厚さは感じられなかった。一通り見学と済ませると時間も昼前くらいになっていたので、ここらでラーメンタイムにでもしようかとキニスキー氏に提案したが、あっさり却下。国道をさらに上流方面へ走ったところにある備長炭の記念館を訪ねる事になった。この時点でこの後の予定を龍神温泉で一風呂浴びて帰る事にした。記念館のある道の駅への道すがら、キニスキー氏が備長炭について話出した。たまたま先日ニュースで備長炭の生産量は高知県が日本一やと言うてたので、そのネタで応酬したが、備長炭の火の消し方など何処で知ったのか解らんけど、備長炭に関してやや造詣を持っている様に感じた。恐るべし荒法師殿である。

で、道の駅に着き、記念館を訪ねるとなんと入場料が要る事が判明。この辺り、なかなかキニスキー氏は現実的で即座に入場を拒否。併設している売店でみかんと梅干を購入し一路龍神温泉へと向った。龍神温泉への道中、見えない目で地図を追いつつ、帰路は高野龍神スカイラインで帰るしか無いなぁ…などと話ながら頭の中では十津川温泉を思い浮かべていた。当然、その時はそれが龍神温泉の風景になっているのである。その風景は龍神温泉に着いても、龍神温泉に入っても、近くの食堂で子持ちアユの塩焼き定食を食べた後、店の主人と雑談してても違和感を伴いながら頭の中に残っていた。

その風景が幻想である事に気づいたのは今日になってからやと思う。せやせや、あれは十津川温泉やと幻想の正体に気づいたとき龍神温泉へ行った事がなかったのを思い出した。今、改めて地図を見ると、龍神温泉と十津川温泉は両者の中間を走る護摩壇山の並びの尾根を挟んで対象の位置にある。そして、ガイドブックを見ながら、ここエエなぁと言うていた玉置山は十津川温泉を見下ろす位置にある事に気づいた。

Body:Nikon D610
Lenz:AF-S NIKKOR 18-35 F3.5-4.5G
iso:100
ap:18.0
ss:13/1
fl:27mm
eb:Modified
soft:DxO Optics Pro9.0


初めて行った龍神温泉。食堂の大将曰く、田辺市になって・・・

初めて行った龍神温泉。食堂の大将曰く、田辺市になって・・・

昼食を食べた食堂の大将が町村合併で田辺市になったけど日高郡のときの方が良かったようなことを言うてた。それはともかく、子持ちアユの塩焼き定食は美味かった。土産に買ったアユの干物、炙って食べると言うてるのに焼いて炭にしてまいよった。ドアホ!


高野龍神スカイラインを走っていて目に留まった風景

高野龍神スカイラインを走っていて目に留まった風景

三星山では曇り空の悪天候男でしたが、高野龍神スカイラインでは見事な晴れ男。素晴らしい紅葉を見る事が出来ました。

三星山では曇り空の悪天候男でしたが、高野龍神スカイラインでは見事な晴れ男。素晴らしい紅葉を見る事が出来ました。

今は無料となった高野龍神スカイライン。キニスキー氏と以前に走ったのは20年以上も前、夏場の串本からの帰路、それも真夜中だった。今回は場所によっては素晴らしい紅葉を楽しむ事が出来た。恐らく標高1000m付近やったと思う。この後、高野山で大渋滞に巻き込まれ、20年前と同じく371号線で橋本へ抜けました。国道371に425。和歌山、奈良にはちょっとイヤなでも楽しい二級国道がある。も少し手入れが行き届くと山巡り、滝巡りには有難い限りです。

カテゴリー: 写真, 生活 パーマリンク

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