前鬼の里散策

栃の巨樹。前鬼小仲坊から釈迦ケ岳への登山道を約30分

栃の巨樹。前鬼小仲坊から釈迦ケ岳への登山道を約30分 緯度経度は本文参照してね。

連休二日目の22日、奈良県下北山村の前鬼の里を訪ねた。当初、ふらりと三重の滝へでも行こうかなと思っていたのだが、いろいろあって小仲坊から釈迦が岳への登山道を500mほど登ったところにある栃の巨樹を見に行く事になりました。今回の面子は学校を卒業して最初に勤めた職場の諸先輩二名様とのトリオ。お二方とも奈良県在住なのだが、お一方は奈良市中央部、もうお一方は香芝市、そして目的地は下北山の前鬼と当方の生息地である中河内から見るとなんとも言えない三者の位置関係。ちょっとムリかも知れないが、もし三重の滝へ行くなら少なくとも7:00には小仲坊へ向って歩き出したいところ。そんな心積もりもあり、自宅を午前3:30頃に出発し、奈良に4:10頃、香芝に4:40頃、そこから前鬼を目指すという事にした。

ほぼ、予定通りに合流し、前鬼を目指すことになったのだが、合流後に前鬼へナビをセットすると談山神社を通り、津風呂湖へ抜けるルートが設定されていた。こっちはてっきり169号で飛鳥を抜けていくルートやと思っていたが、いつもと違うルート、夜中とは言え、どうも雰囲気が違う。途中桜井のコンビニで朝食と昼食を仕入れたとき、香芝在住のK氏がこのルートは談山神社を通るルートやなぁ…とのご指摘。それを聞いたもうお一方は飛鳥を抜けるルートに変更する方がエエでぇとのご提案。当方ももう20数年前、熊野からの復路にこのルートを通った事があるが、談山神社から南側では林道とも呼べない様な作業用のコンクリート敷きの様な急斜面の道を走った記憶がある。流石に、あのルートは嫌やなぁと思ったが、ここまで来たらと思い突っ込むことにした。

ところが、四半世紀近い月日と流れと言うのはエライもんで、すっかり道路も整備され、立派なトンネルまで開通している。あの時通った悪路はトンネルの上に置いてきぼりである。アッと言う間に峠を越えて、吉野川右岸に達した。これで、かなり時間が節約できたと喜んでいると、大滝ダムを過ぎて、大迫ダムに達したところでドンデン返しがやって来た。なんと国道が通行止めになっているではありませんか。事前に何の案内標識も無く、大迫ダムのところで急に通行止めの看板が行く手を防ぎ、誘導者に大迫ダムを渡る様に指示され、入之波温泉へと向う道を進む事になった。果たしてこっちから大台方面へ抜ける道があったやろかと思いながらも車を進めるとダム湖の対岸をこっちとは反対方向へ流れるヘッドライトが見える。そう言うたら入之波温泉へ向う道の対岸にも道があった様に思うが、それならほとんど大迫ダムの近所まで戻ることになるのでは…?いったい何があったんやろ?などと思い目ぐらしているウチに入之波温泉を過ぎ、入之波大橋を渡り、対岸の道路へ。そして、対岸を道路を経て169号に戻ったところは大迫ダムから1kmほど離れたところ。折角、談山神社のルートの新しいトンネルで稼いだ時間がパーである。そんなこんなで結局、前鬼への入り口に当たる林道の車止め付近に着いたのは7:30頃やったと思う。予定より少し遅れたが、これなら許せる程度。もし、足早に歩ける様ならなんの問題も無いと準備をして、小仲坊を目指した。

ところがGPSのログを見ると、この所要時間は約50分。こちらの案内を見ると約40分となっているので、ややゆっくりしたペースで登った様だ。うだうだ話しながらチンタラ歩いたのでこんなものかも知れない。それにしても、道すがら見える風景や前鬼川の支流の渓流が素晴らしい眺めである。小仲坊周辺も独特の雰囲気があって、大げさに言うとちょっと違う世界に来た様にも思う。宿泊所を経営されている五鬼助さんにもお会いして名刺を頂いたが、春先にでも訪れたら山の幸を楽しむ事が出来るのだろうか。ちゅうことで、この時点で完全に三重の滝は諦めた。どう考えてもこの足取りではムリっぽい。

小仲坊で一息入れた後、最終目的地である栃の巨樹を訪ねるべく案内板を見たがどこにもその標記が無い。たまたま居合わせた方に尋ねたところ、宿泊所のところから住居跡を通って沢沿いに30分ほど登った辺りで左手の沢の方へ降りたところにあるとの事。案内板の存在を訪ねたところ、在る様な、無い様な、ルートによって在るところを通る様な、通らない様な、全体として解った様な、解らん様な話であったが、とりあえず、宿泊所の脇から左手に沢を見ながら進んだが、結果的に釈迦ガ岳への登山道を進むという事の様だった。暫く進むと数名の先行者の方が居られたので、その方に訪ねると、目指す場所はすぐそことの事だった。

しかし、栃の巨樹軍と下北山村のサイトで紹介はされているものの、案内標識も無いし、余り人に知られている様でも無いし、かなりマイナーな場所の様である。その上、ファミリー向け散策コースとも紹介されているが、場所一帯は浮石が多く、非常に歩きづらいところである。流石にサンダルで来る人は無いと思うが、普通のスニーカや運動靴でも歩き難いと思う。子供連れで出向かれる時は履物も含め、足元に注意するのが無難だと思う。場所はWGS64でN34度5分48秒81秒。E135度55分66秒となる。
所用時間はこの日のノンビリモードで約30分くらいだろうか。

その後、写真を撮ったり、残念な食事をしたりと2時間ほどそこに居ただろうか。今から思えばそんなに長時間何をしてたんやと思うくらいの時間である。時間に余裕があれば復路に明神滝を再訪するのもエエかなとさえ思っていたが、車に戻って来た時には12:40過ぎだった。もうこの時刻やと、このまま帰路につき、車が停めれたら入之波温泉にでも入り、軽く食事でもして、お土産の柿の葉寿司を買って帰ればエエ時間になるハズであると思い帰路についたが、入之波温泉はやっぱり車を止めるとこが無く、杉の湯でひと風呂浴び、奈良まで戻り、中和幹線沿いのくら寿司で夕食を済ませ、お二方をお送りし、20:00過ぎ頃に帰宅しました。


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巨樹の周辺には実の殻が散乱していた。落ちると実が出るのか、それとも何物かが中身を食べたのか…。熊野から栃の実を拾いに来ていた方は残念そうでした。

巨樹の周辺には実の殻が散乱していた。落ちると実が出るのか、それとも何物かが中身を食べたのか…。熊野から栃の実を拾いに来ていた方は残念そうでした。

晩秋の紅葉。 季節が逆戻りしたような暖かい日が続いていてもやっぱり晩秋ですね。

晩秋の紅葉。
季節が逆戻りしたような暖かい日が続いていてもやっぱり晩秋ですね。

前鬼の里 なんとも言えない、雰囲気がありました。来春、再訪する計画です。ふきのとうにたらの芽、食べたいなぁ…

前鬼の里
なんとも言えない、雰囲気がありました。来春、再訪する計画です。ふきのとうにたらの芽、食べたいなぁ…


来春の再訪が決定、もちろん小仲坊で宿泊して早春の日々を夫々に楽しむと言う企画、する事になったので、その下見になったと言う言い方は出来るかも知れないが、この日の前鬼の里散策はなんとなく消化不良に終わった感が否めない。自分も含め、口では歳とったなぁ…と言いながらなかなか、その現実に気づかないものである。この日の同行者の方は二名とも当方より7歳ほど上の方々である。仕事も頭脳労働をされており、特にお一人に方は日頃の運動不足を嘆いておられることを考えても、三重の滝どころか小仲坊まででもそこそこの運動量だったかも知れない。杉の湯で「ちょっと足が痛いなぁ」と呟いておられるのも聞こえた。

元々、先週の紅葉見物が悪天候で中止になったところへ、当方が三重の滝行きの話したのでそれに「相乗り」する形になってしまったのが良く無かったのかも知れません。もう一名の方が結構アウトドア派なので油断したと言うのもあるかも知れない。

やっぱり何人かで出掛けるときはそれなりのコンセンサスの元に行動するのが大吉であると感じた一日だった。

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