宝冠の森

宝冠の森

朝が早いと言うこともあったのかも知れませんがエエ雰囲気の中、コーヒーを入れるキニスキー氏。氏の後方には祭壇とも石碑とも思えるような石製構築物が…。

三月に入って最初の週末。数日前の天気予報では奈良県南部の天候は「曇り」「降水確率40%」、そして、夜から翌日曜日にかけては「雨」と言うものだったと思う。久々に南河内在住のキニスキー荒法師氏と奈良県吉野郡十津川村にある玉置神社へ出掛ける予定をしていたので、超好天が続いた月曜から金曜日にかけては気分悪い事この上なしの日々を過ごしていた。

その予報は前日になっても大して変化は無かったが、予想気圧配置図を見ると紀伊半島が気圧の尾根に当たる様な天気図に若干の救いを感じれるものの、実際のところはどうなのか解らない。と言うのも当日は東へ移動していく高気圧の一番ケツの方にあたるため、南からは湿った空気が入ってくる。そしてそれは山に当たる。奈良県南部には大台ケ原と言う日本有数の降雨量を誇る地域がある。これらの事から、雨の降る可能性も低くないと思われるからである。

ちゅうことで、荷物はゴミ袋に入れてからザックの中へ。そして雨具も準備してAM2:30に家を出た。309号水越峠から24号線を五条に向い168号を十津川村めざし南下する。目的地の玉置神社は玉置山の頂上近くにあり、そこまで車で行く事が出来る。なので、散歩のメインは神社参拝後に玉置山山頂から東南東に伸びる尾根の先端部の小さなピーク「宝冠の森」への直線距離にして約1.5kmのルートとなる。ガイドブックによると、いくつかの鎖場があるので雨の後は避けた方が良いと書いてあった。沢の岩ほどでも無いと思うが、濡れた岩は滑りやすい。それはズルッぽちゃで経験済みである。しかし、今週は超好天が続いたためそんな心配は無用。AM6:30頃に玉置神社駐車場をまずは玉置神社へ向ってスタートした。

この日のオモチャは久々にD610にシグマのフィッシュアイをつけて持ち出した。当然、G7XとMap64Sもお供に連れている。オモチャが増えて、ごそごそ遊びだすと時間が掛るのでキニスキー氏に我慢を強要する事になりそうだ。ま、この点は長年のお付き合いの事もあるし、心の広い出来た方なので、笑って許してくださると思う。そんな訳で実は玉置山山頂では電波時計の受信テストも企んでいる。
さて、玉置神社であるが、主な祭神はクニノトコタチノカミ、イザナギノミコト、イザナミノミコト、アマテラスオオミカミ、カムヤマトイワレヒコノミコトとなっている。この辺りの話には興味もあって、聞いたり、読んだりする事もあるのだが、残念な事にその尻から忘却が始まる。歳の所為なのか、それ以前の問題なのか…。ただ、これらの神々の名前からなんとなく神様界の「王道」の神々を祭っている様に思えるのだがどうなんでしょう。

それから、玉置山は吉野から熊野本宮に到る大峰奥駆のルートになっており、玉置神社も含めたこの一帯は数年来話題となる事が多い、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている。また、杉の巨樹が多く存在する事でも有名で樹齢三千年と言う神代杉なるものも存在する。他には現存する社務所とそれに接続する台所が重要文化財に指定されているらしい。

駐車場から神社までは写真を撮ったりしながら参道をプラプラ歩くこと約30分。夫婦杉や樹齢三千年の神代杉を見学し、この後の安全を五柱の神様にお願いし宝冠の森を目指した。神社から宝冠の森への分岐点までは10分程度。ここから東南東へ延びる尾根筋をその先端部にある宝冠の森を目指して歩く。アップダウンはそれほど無いが二つ目のピークの先から200m程は鎖場が連続し、高所恐怖症の当方の様な人にとっては背中が寒む~くなるところもあったりする。

そして、二つ目のピークの先の鎖場を降り、20m程の標高差を登ったところが宝冠の森である。その名前からどんなところかと想像していたが、尾根の先端部にあるほぼ円形の高さ20m程の小峰である。その頂上は小さな広場になっており、祭祀場とも記念碑とも思える様な建築物があり、火を炊いた跡があった。この跡がどう言うものなのか解らないが、修験者の行の跡であるとしたら、「宝冠の森」と言う名称はその地理的形状と「宗教的施設」としての両方の意味合いで付けられたものなのかも知れない。そして頂上の広場から道を先に進み、森を出ると眼下には絶景が広がる。この日も見事良い方向に予報が外れ、素晴らしい青空の下、瀞峡と思われる辺りには雲海も見られた。

分岐点からここまで約1時間。この日も当方がグズグズ遅行した上、二番目のピークにある鎖場を少し通り越し、ピークの先端まで行ってしまい、降りるルートを見失ったため、キニスキー氏に鎖場の頭のところまで戻って来てもらうという失態を演じたため、グズらず普通に歩いたら、案内標識に書いてあった50分より少しは早く到着したと思う。

絶景を楽しんだ後は広場に戻り、パッチとフリースを脱いで、コーヒーでしばし休息。もし、ここが聖地だったなら、ひょっとしたらこれが不敬罪に問われ、十津川へ下る道を間違える原因になったたのかも知れない。

復路も多少グズりながら歩いたので分岐点までは約50分。そこから玉置山山頂へ登り、予定通り受信テストを行い、駐車場へ着いたのがAM10:20。コースタイム約4時間でありました。

 

Body:Nikon D610
Lenz:SIGMA 15 F2.8 EX DG FISHEYE
iso:100
ap:5.6
ss:1/60
fl:15mm
eb:Modified
soft:DxO Optics Pro10.0


宝冠の森への分岐点

宝冠の森へ入り口。この石碑を読んでおくべきやったかな?!

最初のピークと思ったら

最初のピークと思ったら少しズレてました。これは何の目印なのでしょう?

鎖場近しを示す赤い石

第二のピークの手前くらいから土の色が赤っぽくなる。鉄分を含んでいるのだろうか。目前の斜面を登ると鎖場出現。(復路に撮影)


最初の鎖場

鎖は体の左右どちらを通すのが正解か?答えは又ぐら?!第一のピークにある最初の鎖場を下るキニスキー氏。

その次の鎖場

流石、奥駆け経験者。ガンガン下りよります。

下から見上げた鎖場。失敗写真になるのは判ってても写してしまう・・・。(>_<)

下から見上げた鎖場。失敗写真になるのは判ってても写してしまう・・・。(>_<)

 


 

宝冠の森

第二のピークの先の尾根先端から望む宝冠の森。あと一息です。

宝冠の森の先にある絶景

広場の先、森を抜けると絶景が広がる。雲海の辺りは瀞峡か?

復路は登り!

当たり前ですが、復路は登りです。でも、下るより楽なんです。

 


 

玉置山山頂から見た宝冠の森方面

画像中央の二つのピークが宝冠の森へ到るまでの二つのピークと思われる。

玉置山山頂

お約束の三角点。

プロマスタランド受信テスト

企み通り、受信テストを敢行しました。最初は東西を間違え・・・

 


鎖場を行くどっかのおっさん。


プロマスタランド受信テスト第二弾@玉置山

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宝冠の森 への2件のフィードバック

  1. 雲隠平蔵 のコメント:

    この電波時計の待ち時間の間にもっとおもろい話をネタを食っていかなあきませんな〜

  2. ぷうた のコメント:

    こんばんは、土曜日はお世話になりました。
    今、その日にお借りした本を見てました。オモロそうなとこ一杯ありますなぁ・・・。
    週休4日くらい欲しいところです。

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