これとなく徳島

穴禅定

穴の入り口。
何時頃からこの行は始まったのだろうか。先達さんの説明では弘法大師がこの洞窟に法力で龍を閉じ込めたらしい。最奥には大師の像が祭られていた。

連休初っ端の先月29日と30日、いつもの知人と四国を訪ねた。数日前には最高気温が27.5度とこの時期にしては異常な高温を記録したが、この日の最高気温は17.6度。(いずれも大阪)この日、最初に訪れた勝浦の慈眼寺は標高が約600m、結構風が強かったことを考慮すると、体感気温は10度前後だったかも知れない。晴れた、と言うても結構雲が多かった、と思ったらこの気温…。エエ加減にせぇ、ド腐れ天気!と言うところであるが、怒っても暖かくなる訳ではない。最近、血圧がやや上昇傾向なので、抑えて、抑えて…。

さて、今回の旅の企画はいつも知人、キニスキー氏。思い出せば、2回目の四国88箇所、閏年逆打ち、別格付きに挑まれたのは4年前。帰阪後、その時に体験された慈眼寺の穴禅定の話題に当方が喰らい付いた記憶が鮮明に残っていたらしく、それが企画の理由らしい。確かに濡れた穴は好きであるが、岩穴にそれほど興味を示した記憶は無いのだが…。

ともかく、例によって中河内某市を早朝午前3:00に出立。そろりそろりと阪神高速を神戸方面へ走った。四国上陸後、途中のコンビニで、前日の雨で穴の中が濡れ濡れやと衣服がドロドロになるのではと言うキニスキー氏のアドバイスでカッパと朝食のパンを購入、車中でかじりながら那賀川沿いに慈眼寺を目指した。到着したのは確か6:30頃やったかと思う。先客の方もお見えになったが、穴には入られないとの事。そうこうするうちに、大阪在住のフィリピン人と高知の方のご夫婦がお見えになったが、この方たちも穴はナシ。そして、もう一台、堺からお見えになっていた家族連れの方が「穴突入」と言う事なので、この方たちと一緒に入ることになった。

この穴禅定、何かいなと思っていたら、早い話、鍾乳洞巡りである。但し、普通の鍾乳洞ではなく、かなり規模が小さいのでローソクを片手に岩の隙間を立ったり、しゃがんだり、時には寝そべったりしながら、進むというモノで、ちょっとした探検気分が味わえる。結局、使用しなかったが、カッパの上着よりもズボンがあれば良いかも知れない。ちなみにお寺で売っていた。確か500円程度やったかと…。

所要時間は小一時間程度やったと思うが、体格の立派な方や参加する人数によってはもっと時間が掛るかも知れない。ちなみにこの日はおっさん3名、おばちゃん1名、子供3名で何れも大柄な人は居なかった事を付け加えておく。

穴禅定に関する詳細は慈眼寺の公式サイトをご覧頂くとして、個人的な感想を述べると、先達さんと言うガイドさん、非常に一生懸命なのは有難いし、素晴らしい事なのだが、通り抜けの細々したテクを、後から来る人に伝えろとその場で言われてもなぁ…。クネクネと体を捩じらせ、頭や膝をぶつけながら穴を突き進むのも楽しさのひとつ、もう少し大らかであればと感じた。但し、これはあくまでも修行であります。くれぐれもお忘れなく…。

慈眼寺で行を済ませた後は、途中見かけた灌頂ヶ滝を訪ねた。残念ながら今回は一眼レフは持参したものの滝セットを持参していなかったので、シルキーな流れの滝を撮影する事が出来なかった。次に来る機会があるかどうか判らないが、風に滝の流れが揺らめく様や、落差が50~60mはあると思われるその迫力、そして、すぐ道路脇にあると言う手頃さなど、近所へ行く機会があれば是非とも再訪問したいと思う。

灌頂ヶ滝の後は直ぐ南の山並みの稜線上にある20番鶴林寺からさらにその南の山脈から派生する稜線上にある21番太龍寺をへて、今宵の宿がある徳島市へ戻った。車で走れば、鼻くその距離と時間であるが、20番鶴林寺から21番太龍寺を経て下山するコースは歩きやと相当な難所ですな。かって歩いた道を車で易々と走りぬけるというのもキニスキー氏にとっては感慨深いものがあった事でしょう。それが、昼食抜きの行の原因となったのかどうか解りませんが、この日は朝から夕食まで焼きそばパンとバームクーヘン数かけしか食べさせて貰えませんでした。オレは修行なんかしたないんやで。(^o^)/

つーことで、この後、眉山を経て、鳴門へ戻り、1番霊山寺、2番極楽寺とおまいりを済ませ帰徳し、酒盛りとなりました。う~ん、修行後の酒は美味い。まんまの大将、ご馳走様でした。

翌日は讃岐市にある88番大窪寺にお参りし帰阪しました。

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ss:1/60
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灌頂ヶ滝

撮影地点からやと落差は80mくらいはあるかも知れない。

ちょっと階段を登ったところから。

ちょっと階段を登ったところから。

21番太龍寺からは20番鶴林寺が望めます。

21番太龍寺からは20番鶴林寺が望めます。


左の山陰辺りが今宵のお宿でした。右の山陰辺りのお店で夕食でした。

左の山陰辺りが今宵のお宿でした。右の山陰辺りのお店で夕食でした。

夕食に出た居酒屋で飲み比べ。大将、お気遣い有難うございます。

夕食に出た居酒屋で飲み比べ。大将、お気遣い有難うございます。

新緑が映える山門。

新緑が映える山門。


次回の四国ツアーは女体山征服とまんまの大将に教えていただいたうどん屋巡りやとキニスキー氏はおっしゃってますた。

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