西行庵

吉野、奥千本の西行庵

どこにでも庵がありあますなぁ。ある種のご落胤か?

この人の名を冠した庵と言うものは日本中にどれくらいあるのだろうか?先月訪れた弘川寺にも庵の跡と言うのがあった。出家前は文武両道に秀でた北面の武士だったらしいが、個人的には出家後もその経歴や中央との繋がりが深く、それゆえ全国を行脚して歌を詠み続けることが出来たのに違い無いと想像している。何で食を繋いでいたのか解らないが、歌を詠んで食を繋ぐなどと言う事が出来たとはちょっと考えにくい。そんな当方は夢も希望も無い相当のひねくれ者なのだろうか。

昨日は、ご開帳中の吉野蔵王堂の蔵王権現様を見学に行ってきた。早朝から出かけたので自宅から車で90分くらいやったかな?AM5:00頃に出発したので下千本の近所の駐車場へ到着したときにはガラガラで、ご近所の方が散歩されていたり、アマチュア無線の移動運用のおじさんがせっせと設営されていたり…。桜の季節が済むとこんなもんなんでしょうかね。ノンビリとエエ感じでした。

で、目的の蔵王堂は見学が8:30からなのでまだまだ時間が余っている。適当にそこら辺をブラブラして時間でも潰すしか無いなぁと思っていたら、同行者が訳のワカラン事を言い出した。「西行庵」へ行こう。知らぬ間に、原住民と接触し、その場所に関する情報を入手したらしい。桜の季節なら車両通行止め間違いないの道路も季節外れのこの時期なら通行可能らしい。そこで早速、西行庵めざし、奥千本方面へ車で乗り入れた。

原住民 ( ゴメンナサイ、洒落ですからね )から入手した情報によると金峯神社のところにトイレがあるのでその横に車を置いて歩いて行くらしい。そこで道端の金峯神社とトイレを目印に走りだしたが、それらしきものが見つからない。暫く走ると奥千本のバス停らしきところの近所に「西行庵」の表示が。ところが、そこから暫く走って見たが、トイレどころかところどころガケが崩れた林道が続くばかり。これは恐らく行き過ぎたに違いないという事で引き返してくると、先ほどのバス停の近所にあった鳥居の下にそれらしき別の標識が…。

鳥居の下を車でくぐる不届き千万さに少し身の不逞を感じながら坂道を上がるとトイレが出現。流石にワンボックスを駐車するスペースは無かったので、少し先の待合所らしきところの横手にあるスペースに駐車。そこからとことこ10分~15分ばかり歩くと「西行庵」に到着いたしました。なかなか小奇麗に整理されていて立派な紅葉の木も多く、秋になったら紅葉が綺麗に違いない。そう言う目で吉野を見ると、結構あちこちで紅葉の木を見かけた。途中、ぼたん鍋などを出している宿屋を見つけたし、紅葉シーズンになったらボタン鍋で一泊と言うのも悪くないかも知れない。どれくらい予算が必要かな?今秋は甲賀で「松茸の暴れ食い」計画もあるしなぁ…。

などと能天気に奥千本で時間を潰した後、再び車で駐車場にまで戻り、徒歩でメインイベントの蔵王堂へ。丁度、拝観が始まった頃ではあったが、蔵王堂は尻目に殺し、中千本付近まで散策し、途中土産を買ってから、蔵王堂を見学。金ぴかや赤色の像は良く見るが、真っ青な像と言うのは初めて見た。なかなかでっかくて迫力がありました。拝観料は千円也。えらい高いなぁとと思いましたが、お守り?と靴袋が付いていたので、考えようによっては安いかも知れない。我ながら貧乏人とは恐ろしい…。

で、この蔵王権現が鎮座せられる金峯山寺。始祖?は役の小角らしい。パンフによると7世紀の建立?らしいが、役の小角と言うたら雄略天皇に関する日本書紀の記述にも登場したはずなので、何が何やらよく判りません。ひょっとしたら役の小角と役の行者は別人かな?役の小角と言うたら葛城山と金峯山との間に橋を架け、一言主をパシリに使ったと言うとんでも無い人物である。寿命が数百年あってもおかしくないのかも。

Body:Olympus E5
Lenz:ZUIKO ED 12-60 SWD F2.8-4.0
iso400:
ap:2.8
ss:1/160
fl:12mm
eb:+0.0
soft:DxO Optics Pro7.2

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西行庵 への2件のフィードバック

  1. 似非法師 のコメント:

    平泉にみ西行ゆかりの場所がありました。山形の山寺には弘法大師もきてたようです。西行、空海、役行者は健脚ですな・・・最近、更新ありませんが・・・

  2. admin のコメント:

    返事が遅れました・・・申し訳ございません。

    > 平泉にみ西行ゆかりの場所がありました。

    平泉ですかぁ。東北へは是非一度行きたいですね。
    温泉に浸かり、山海の珍味に舌鼓を打ち、名作に挑みたいものです。
    歴史上の隠遁者?たちにもそんな思いはあったでしょうか?

    久米仙人の足跡はありませんでしたかね。
    我が心の師匠のひとりでございます。

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